バーブラウン製オペアンプ - 音吉
2018/12/27 (Thu) 19:45:48
自作関連でなくて改造関連で恐縮ですがどなたかご教示頂けませんでしょうか?
AGI社のmodel-511bという古いプリアンプにヒートシンク付きのBB製のCANタイプのオペアンプが片チャンネルに1個ずつ使用されています。このオペアンプの天面の表示は「BB 118147」としかありません。どなたか、このオペアン型番をご教示頂けませんでしょうか?
回路図は前型のmodei-511aのしかなく、これにも型番の表記がありませんが、ネット記事によりますとこちらにはDIP型のLM318またはLF357が使用されていたようだとのことです。
Re: バーブラウン製オペアンプ - ヒロ
2018/12/28 (Fri) 03:04:48
LM118かな?
Re: バーブラウン製オペアンプ - 福島の球使い@東京からもどったら雪の中
2018/12/28 (Fri) 07:50:10
BBのメタルカンだと,カンのサイドに型番の記載がある
と思います.天面にある数字はロット番号だと思いま
す.側面を確認できないでしょうか?
Re: バーブラウン製オペアンプ - 音吉
2018/12/28 (Fri) 22:25:19
ヒートシンクを外したところ、一部文字がかすれているのですが、どうも「3551J USA」と読めます。
このようなオペアンプはBBにあるのでしょうか?
Re: バーブラウン製オペアンプ - 音吉
2018/12/28 (Fri) 22:52:42
ネットの「あるエンジニアの回想録」と言うブログの「データPLLの高速オペアンプの代わりになるもの」というところに「バーブラウン製の高速オペアンプ3551」の記載を見つけました。高域成分を含んでDC特性も必要とされるところに使われているようです。
「3551J USA」はこれでしょうか?
このオペアンプの技術資料などは存在するのでしょうか?
Re: バーブラウン製オペアンプ - ダンベルカール
2018/12/29 (Sat) 00:16:06
3551 burr brownとgoogle検索したら最初に出てきましたよ。
burr brownの古い製品は品名が数字4桁のものがけっこうあるみたいです。
Re: バーブラウン製オペアンプ - 福島の球使い@雪の中
2018/12/29 (Sat) 07:55:26
意外なものがでてきましたね.これは音吉さんがFirst
Userでしょうか?Secondだとすると前のユーザが改造
した可能性があります.オリジナルだとすると,ネット
に3551が使われているという情報はあると思いますの
で..
3551に興味をもちました.終段がA級でヒートシンク
使用が推奨になってますね..この回路でスルーレー
ト250V/usecという値はすごいですね..
Re: バーブラウン製オペアンプ - 音吉
2018/12/29 (Sat) 20:01:32
ダンベルカール様
福島の珠使い様
有難うございました。技術資料見つかりました。
実は、Secondで入手しました。
511a(初期型)では回路図をよく見ると記載されていてLF357でしたが、511b(後期型?)ではブログによりますと「BBの最新型に変更されSRが50V/μsから250μFに向上し、THDが20Hzから100kHzまで変化しない」との記述までで、オペアンプ型名が記載されていません。SRの記述は3551の技術資料の記載と合ってそうですが。
また基板のオペアンプ用の穴は本来ソケット化されていて、ICはそのまま抜き差しできるそうなのですが、現物では基板に直に下手糞な半田付けがされています。AGIではアフターサービスで511aのオペアンプ交換もしたようですが、今回の511bは表のパネルに511bと記載(後ろのパネルは511のままです)されているので、本来ならソケットに差し込まれているか、綺麗に半田付けされていそうに思いますが。
今回入手の511bは低音はそこそこ出ていそうですが、高域が少し伸びない感じです。ネットではOPA627 に交換した例もでていますので、SRはいずれも3551より劣るようなのですが、OPA627もしくはOPA637(発振し易いですが)に交換してみようかと考えて、現在ついているオペアンプの型式を知りたくなった次第です。この交換は無意味でしょうか?
それとも、新しい3551に交換したほうが宜しいでしょうか?ところで、3551はまだ入手可能なのでしょうか?
一方で、ネットにはオペアンプ出力側の50μFの無極性電解コンデンサをmuseなどの新品の無極性に交換する例が出ているのですが、これも高域の改善には有効なのでしょうか?素人的には低域の改善かなとも思うのですが。
Re: バーブラウン製オペアンプ - 福島の球使い@雪の中
2018/12/29 (Sat) 21:10:36
音吉さん
こういう製品はソケットは使わないものです.トラブ
ルの可能性が高くなるからです.そういう理由から,
改造された可能性が高いと思います.
考え方次第ですが,オリジナルを優先するか(日本人
はオリジナル至上主義の人が多いですが..)よりよ
い音質を求めるかだと思います.
音吉さんの書き方からすると後者のように思われます
ので,ソケットが付いていることを活用して,いろいろ
なオペアンプを試して,これに決めたとなったらソケッ
トを外してそのオペアンプを直付けするのもよろしいか
と...
3551ですが,
http://www.asahi-eng.co.jp/maker/bb/?pgn=2
とかで扱いがあるかもしれません.取引がないので,
無責任ですが...こういうのは割と海外のサイトの
ほうがある可能性があります.割と日本人は古いものを
捨ててしまいます.
聴いた印象については,例えば,高域ではなく中高域
に癖があると,高域が伸びているような感じもします.
聴感ではなく,測定器によったほうが,泥沼に入らない
と思います.
パーツの交換も泥沼に入りやすいものです.いっその
こと,コピー品を作り上げたほうが(オリジナルも残
せるので)良いかもしれません.
私もQUAD405を,今のパーツで,回路定数も見直して
作り直していたりします.
がんばってください.
Re: バーブラウン製オペアンプ - 音吉
2018/12/29 (Sat) 23:31:05
福島の珠使い様
貴重な情報とアドバイス有難うございます。
OPA627の単純な回路で自作したアッテネータとEQアンプが結構良く聴こえているのですが、宮崎勝己氏のブログに511はNF以外にさらに高域に少しフィードフォワードをかけて特性を改善しているとありますので興味をもち入手しました。フィードフォワードはQUAD405にも採用されているとありましたが。
結論を急がずに、勉強を兼ねてコピー作成を検討してみます。
ご紹介頂いたところは会社名を入れないと見積もり依頼フォームが完成しないので個人は対象外かも知れませんが、休み明けに電話をしてみます。
今後とも宜しくお願いいたします。