AK4499のI/V - kobayashi
2019/09/16 (Mon) 00:34:01
AK4499のI/V変換についてですがディスクリートによる完全作動アンプを採用してみませんか?
アンプ一つでI/V変換、一次ローパス、差動合成と三役です。
A12型の回路をベースにして書いてみました。
LTSPICEで遊ぶだけでも楽しいと思いますよ。
興味があればLTSPICEのデータを送ります。
Re: AK4499のI/V - ヒロ
2019/09/16 (Mon) 08:44:33
おもしろそうですね。
OPアンプはDCオフセットのキャンセラではなく、
出力保護でしょうか?
データ送ってください!ついでに2SC1815,A1015のデータもお願いします(mOm
Re: AK4499のI/V - 福島の球使い
2019/09/16 (Mon) 16:14:36
完全差動アンプについては,TiのApplication Report
JAJA122にあります.
VR1でホット側とコールド側のオフセットを揃えられま
す.次段でキャンセルさせて,出力オフセットを0Vに
するのであれば,これでいいと思います.
バランス出力をこのアンプの出力から取り出したい時
で,オフセットを0Vにしたい場合は,オペアンプの出力
オフセットで調整できるようにおもいます.シングルの
オペアンプでオフセット調整できるものをつかうか,こ
こもディスクリートにしてしまうという方法です.
Re: AK4499のI/V - 福島の球使い
2019/09/16 (Mon) 16:20:11
オフセットですが,オペアンプの入力に電位を与える
のが簡単ですね..
Re: AK4499のI/V - kobayashi
2019/09/17 (Tue) 01:30:12
データ送っておきました。
OPアンプはDCオフセットのキャンセラですよ。
コールド側とホット側の差をとってQ12,Q13のベース電圧を調整することで0Vを
保っています。
Re: AK4499のI/V - ヒロ
2019/09/17 (Tue) 06:48:20
ありがとうございます。
出張から帰ったら遊んでみますね
Re: AK4499のI/V - ダンベルカール
2019/09/17 (Tue) 18:44:43
kobayashiさん ヒロさん
AK4499の出力はES90xxと同じような仕組みだろうと言われており、データシートではIV段のオペアンプの非反転入力を2.5Vにして出力ピンが2.5Vになるようにしてあります。
kobayashiさんの回路でもU1の同相入力ピンの電圧と負帰還ネットワークの抵抗を適当な値にして反転入力端子の電位が2.5Vになるようにしたほうがいいかもしれません。
Re: AK4499のI/V - kobayashi
2019/09/17 (Tue) 22:28:18
ダンベルカールさん。何もする必要はないですよ。
この回路は差動合成も兼ねているんです。勝手に打ち消してくれますよ。
Re: AK4499のI/V - ダンベルカール
2019/09/18 (Wed) 23:37:58
kobayashiさん
申し訳ありません。私の書き込みにあいまいな所がありました。
私が言いたかったことは直流分の打ち消しのことではなく、ES90xxでも議論になったDACチップ出力ピンの点の直流電位のことです。
理屈の上ではピンが1/2VccのときDAC素子の抵抗の両端電圧が常に1/2Vccとなるので抵抗の電圧依存性による歪みが最小になります。
この完全差動オペアンプでそうするには無信号時の出力同相電位を適当に決める必要があります。
Re: AK4499のI/V - 福島の球使い
2019/09/21 (Sat) 08:23:04
ヒロさん
通常のオペアンプ+電流バッファICも候補になるかも
しれません.
OPA1612も素晴らしい性能ですが,最近発表された
OPA1656もすごい性能のようです.Tiの新製品にはPDIPの
ものは出てこないのではないでしょうか?
Re: AK4499のI/V - ヒロ
2019/09/21 (Sat) 09:47:59
福島の球使いさん
PDIPがないとは寂しいですね。まあ、時代の趨勢かもしれませんが・・・・。取り替える楽しみがなくなってしまいます。
kobayashiさん
ティスクリ回路ですがAK4499にはどうやって接続したらいいでしょうね?IOUTのほかにも、OPアンプの負側入力にも接続が必要なのでどのように処理するのか、?な状態です。
いろいろ検討していますが、動作電位の設定をしないとかなり電流が流れてきます。動作電位をゼロにした場合にはOPアンプで受けるのはかなり厳しそう。現実的に電流でクリップを起こす確率が高そうです。
素直にデータシート通りがいいのかな~と思ったりです。
Re: AK4499のI/V - 福島の球使い
2019/09/21 (Sat) 12:34:15
>取り替える楽しみがなくなってしまいます。
変換基板でいいのではないでしょうか?パターンは,
PDIPとSOICのどちらもOKというのがうれしいです.
発熱は,ICにヒートシンクを貼り付けたほうがいいのか
もしれません.
Re: AK4499のI/V - ヒロ
2019/09/21 (Sat) 19:31:54
そうですね。
普通のOPアンプから、高いOPアンプまで遊ぶとなると変換基板になっちゃいますね。
あとは、ふつうのOPアンプでも問題なく動くように回路の確認をもうちょっと進める必要がありそうです。普通に4580あたりで動くようでないと、他のOPアンプでも心もとないです。
Re: AK4499のI/V - kobayashi
2019/09/21 (Sat) 22:45:57
ティスクリ回路ですが、
こんな感じでいいと思いますよ。
ダンベルカールさんの指摘された2.5vの件ですが、
このままだとdacの110オームとi/v抵抗の360オームで分割抵抗回路を構成するので無理ですね。
私も通常のオペアンプ+電流バッファICでいいとおもいますよ。
それにしてもopアンプ12石ってすごいですよね。
1chにつき3石なので4倍で12石です。
Re: AK4499のI/V - ダンベルカール
2019/09/23 (Mon) 11:41:20
よく考えてみると無信号時のAK4499の出力ピンは64Ω2.5Vのテブナン電圧源に見えるはずなので(ちゃんとデータシートに書いてないので一部推測ですが)
同相DCサーボがなければ自然にAK4499出力ピンとアンプ出力コモンは2.5Vになりますね。
同相DCサーボを使うならR16の下側の基準電圧を2.5Vにすると上手く行きます。ただ当然2.5Vの直流が同相ででますが。
Re: AK4499のI/V - kobayashi
2019/09/25 (Wed) 22:48:08
検討記の②Voffを省略した場合でも、
opアンプのマイナス入力とマイナス電源との間に660オームを
入れると改善しますよ。
カンターベルさんの指摘されました2.5Vですが、抵抗2本追加で何とかなりました。
Re: AK4499のI/V - ダンベルカール
2019/09/29 (Sun) 15:22:10
前回の投稿で出力インピーダンスを間違えました。110Ωでした。
kobayashiさん
1枚目の回路図のR23 R24のところですね。私はすっかり忘れていました。
Re: AK4499のI/V - ヒロ
2019/10/01 (Tue) 23:38:35
遅ればせながらSPICE動かしはじめました。
で、オフセットキャンセラですが、一番最初の回路図で
V3 オフセット 1.1V
V4 オフセット 1.0V
とアンバランスにすると、出力には50mVのオフセットが
乗りますが、これで正常でしょうか?
Re: AK4499のI/V - ヒロ
2019/10/02 (Wed) 06:26:32
勘違いです。
V3,V4の差電圧が出力に均等に配分されるということですね。すなわちV3=0,V4=1のオフセットがあるとすれば、出力は見かけ上-0.5と+0.5に再配分。
Re: AK4499のI/V - kobayashi
2019/10/06 (Sun) 11:35:36
dualトランジスタ使いませんか? 全部smdですがいくつか見つけることが出来ました。
jfet
NSVJ6904DSB6T1G nチャネル 新型
2sk2145 / 2sk3320 nチャネル 定番
bjt
HN4A06J pnp 秋月にあり。pnpは珍しい。
HN1C01FU-GR npn 秋月にあり。マッチングされているか不明
ssm2212 npn 700円くらいと値段が高い。
トランジスタですがsmdのほうが入手しやすいと思うのですがどうなんでしょうか?
to-92パッケージがほぼ廃品種なのに対して、smdは現行品なので
ディスクリート回路で2パラや4パラに対応できますか?
出力段の強化とジャンパーで何とかできませんか?
Re: AK4499のI/V - ヒロ@東村山
2019/10/06 (Sun) 19:15:36
最終的にはSMDもつかえるようにパターンを修正する
予定です。ちょうど、部品面に実装するならTO-92で、
裏面ならSMDというパターンにしようかと思っています
(ややこしいdすが)。
DUALもいいかも・・・
帰阪したら検討しましょう。