抵抗式1ビットDAC - 小型なPC好き
2024/02/18 (Sun) 19:22:38
ヒロ様、お世話になっております。
抵抗式のR2-R DACは分かりますが抵抗式なる
1ビットDACは誰も頒布されておりません。
実際にはポータブルDACで販売されてます。
Cayin RU7・1ビット抵抗ラダー型DACになります。
最近のDACは1ビットと思いますが抵抗で1ビットDACは
作れるのでのでしょうか。
出きるならなら頒布品として、検討してだけないでしょうか。
よろしくお願いいたします。
Re: 抵抗式1ビットDAC - d
2024/02/18 (Sun) 21:37:40
DSDのデコード方法ってどういう方法なんでしょうね。
私もさっぱりなので勉強したいと思っています。
メーカーのHPにはこうあります。
1ビットDAC回路は、128個(4 x 32)の高精度薄膜抵抗で構成されたネットワークで、Cayin N7 DAPのディスクリート構造に酷似しています。抵抗ネットワークの出力は、3レベルのアクティブLPFを経て、音量調整用のシングルエンド信号に変換されます。
そして写真があって、VC595Aの刻印があるICが。
どうやら74LVC595のようです。
※嘘ですね。10ピンしかありません。何だろう?
DSDフォーマットのデータを32出力分バッファして出力しているのでしょうか。
32レベルのDAC(差動*LR2ch)ということ?
差動にしているのは、インバートした信号を出力することで、トータルでの電流が常に一定になる?ように制御しているのでしょうか。
重み付けがされているのかどうかは不明です。
DSDそのままのデータが出てきているかどうかもわかりません。
これにLPFをかけるとオーディオ信号になるのでしょうか。
やはり私には謎が多いです。
すみません、素人が口を挟みました。
DSDデコードの回路図を見つけました。
やはりLVC595で間違いないようです。
https://audiodesignguide.com/DSC1/index.html
探している途中でキットを販売しているところも見つけました。売り切れか在庫切れですけど。
https://www.amazon.in/DSD-decoding-hardware-chip-components/dp/B071D2MFJH
しかし日本で買えるかどうかはわかりません。
作ってもらうしか!???
Re: 抵抗式1ビットDAC - マイペース
2024/02/19 (Mon) 09:06:53
やなさんという方が”DSD原理基板”という名称で基板を頒布されていました。しかし現在は頒布は終了しています。
私も製作しました。音はDSD音楽ファイルに依存します。私の場合、CDをリッピングしたWAVファイルを旭化成のAK4137にてDSDに変換しました。このDSD変換基板の音は電源やクロックによって変わり、この基板次第かなという印象でした。R-2R基板と大きな差はありませんでした。
ソースの多くはボーカルでしたので、クラシックだと違いがあるかも。
Re: 抵抗式1ビットDAC - nakazato
2024/02/19 (Mon) 11:14:09
”DSD原理基板”と真逆だと思いますが、ブルーレイプレイヤーにデシメーションフィルター基盤を追加し、PCM出力取り出用に改造したことがあります。
残念ながら、安定して出力が得られなかった為、最終的には活用できず処分しました。
SONYの最もお安いブルーレィプレイヤーでしたが、内部のプログラムによる改造防止処置なのか、ダンピング抵抗の影響なのか、そのうちにプレイヤーがブルーレィディスクを認識しなくなりました。
失敗でした。
その時に、ヒロさんの言う「DSDはいわゆるパルス密度変調なので、CRのローパスを通せばアナログ信号になりますよ。」というのを知りました。
ちょっと違うかもしれませんが、素人目には「FM変調」と同じ様に変調波を取り除けば波長が戻るみたいに感じました。
個人的には、スーパーアナログと言えるかな?と思いましたが、間違った認識かもしれません。
Re: 抵抗式1ビットDAC - d
2024/02/19 (Mon) 17:44:42
なるほど、私が見つけた回路は64bit出していましたが、たった1bitでもローパスをかけると信号になるのですね。
やなさんもこの世界では有名ですね。
写真のIC、でかい!
Re: 抵抗式1ビットDAC - ヒロ
2024/02/19 (Mon) 18:01:26
>私が見つけた回路は64bit出していましたが
シフトレジスタの出力の抵抗値がすべて同じのようなので移動平均をおこなうフィルターですね。遮断特性は緩やかですが、抵抗値がおなじなので部品も集めやすいでしょう。
抵抗値をFIRフィルターの係数で調整すれば、抵抗の調達が大変ですが、急峻な遮断特性が得られますが。
上記のどちらも入力周波数でカットオフ周波数が変化するので、DSD64あたりを基本として設定するのでしょう。
Re: 抵抗式1ビットDAC - d
2024/02/19 (Mon) 22:14:53
私もFIRフィルタを計算したことがありますが、負の係数もあるのですよね、04とかで反転すればいいのでしょうか。高周波までパスするものほどうねうねしていた記憶があります。
FIRフィルタは次数の決定が大事ですが、周波数Fのカットオフを取ろうと思ったら、そのFより十分長い長さとなるようなサンプル数にしなければならなかった「気が」します。
だからDSD64だったら(CD(44.1kHz)の64倍とありますので)64次にしてあるのかもしれません。
サンプリング周波数が上がるとおのずと次数を上げる必要がありますが、遮断特性を決めるのは、Fに対する次数=サンプル全体の総時間長さとそれによる出力の遅延時間だった気がします。
FIRも1回やっただけでほぼ素人なので間違っているかもしれません。
Re: 抵抗式1ビットDAC - 小型なPC好き
2024/02/19 (Mon) 22:30:28
マイペース さん情報ありがとうございます。
やなさんという方の”DSD原理基板で調べると回路図
や基板パターンやマニュアルが出てきました。
ほんとに抵抗で出来るのですね。
16と32 2種類の基板は32はIRフィルタ回路に統一されたようです。
片チャンネル当たり128個の抵抗
Cayin RU7・1ビット抵抗ラダー型DACは両チャンネル
で128個の抵抗です。どんな方法かな
ヒロさんのR2-RDACは最終型は16ビットで抵抗が100本位でした。
ハイレゾ対応DACは過去はあったようですが再販の予定は
やなさんのDSD原理基板のリメイク版、頒布検討
よろしくお願いいたします。