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メモリーバッファの効果について - ZABU

2024/08/18 (Sun) 21:33:12

メモリーバッファを使われている方に聞きたい事があります。

最近、ストリーミングサービスをスマホやタブレットからusb DACに繋いで聴いているのですが、フォーマットにかかわらず音が悪いと感じます。
 調べてみるとどうもUSBケーブルの影響が大きいらしく、ケーブルを自作してみたところ改善はしましたがまだまだとも思います。
世間ではえらく高価なケーブルも有りますが気が乗りません。

 こういったデジタルによる音質劣化原因はジッターで説明される事が多いですが、それならばメモリーバッファをDACの前に入れていれば、こういったデジタル的な音質劣化、つまりデバイスやUSBケーブルの音質差等、解消出来るのかな?と思い質問してみました。

メモリーバッファを入れると上流のデバイスやケーブルの違いを解消出来るのでしょうか?

Re: メモリーバッファの効果について - AYOR

2024/08/19 (Mon) 16:38:38

 USBケーブルは、EMIやノイズの回り込みの影響がある場合、フェライトコアやアイソレーターの方が有効な場合があります。メモリバッファにアイソレーターがついているのもあります。

 ジッター軽減効果を期待し、DSPやUSB-DDC等からDACに入る前にメモリーバッファを入れています。ただ、amaneroやXMOSなど、使用しているFPGA等の違いで感じが違ってくるのは、ジッターだけで説明できないかもしれません。

Re: メモリーバッファの効果について ZABU

2024/08/22 (Thu) 18:23:16

書き込みありがとうございます。

 USBケーブルの音質差はアナログ的な所があり、細い柔らかい線だと音像がボケたふにゃふにゃの音になり、単線の固い線を使うと音がクリアになって締まってきます。コネクタの影響もある様で安物のせいか挿す度に音が変わります。
 フェライトコアやアイソレーターは試してみようと思います。
USBに供給される電源がDC-DCコンバーターで構成されている様なので、ここからノイズの飛びつきもあると思っています。

 メモリーバッファーは万能に作用して上流の差があまりなくなるのかな、と期待していたのですが。
地道なノイズ対策が必要となるとアマチュアにはなかなかハードル高いですね。

林檎音楽でハイレゾストリーミングをUSB-DACで聴くと、ローカルにUSB-HDDでつないだCDフォーマットの音の方が良く聞こえてしまいます。ハイレゾらしい音が出せるようにしたいなと思っています。

Re: メモリーバッファの効果について - d

2024/08/22 (Thu) 21:21:53

ケーブルによって音が変わるということは、けっこう音が良いのではないかと思っていますが、どのような構成になっているのでしょうか。

よろしければ教えてください。

私の家の現状は、PC内蔵オーディオインターフェースから市販アンプを通したものよりは、音が良い程度です。

Re: メモリーバッファの効果について ZABU

2024/08/23 (Fri) 20:24:19

以下の様なシステムです。

USB-DAC:パイオニアN-70A(改)
AMP:サンスイB-2105MOS V(少し改)
SP:D-55+FE208ESRII+T500AMk2

N-70AはDAC基板を大幅に改造してありまして、電源まわりはローノイズ電源に交換し、クロックは低ジッタADDON CLOCK基板を搭載し、アナログ部は元の部品はほぼついていません。つまりオリジナルの音とは別物でなんとか聞ける様にしました。
 アンプは整流ダイオードをSICにしてセレクターをショートしてあるだけです。

 長岡系システムである事がばれてしまいました。

Re: メモリーバッファの効果について - うしろの爺

2024/08/24 (Sat) 17:18:51

こんにちは。失礼します。

メモリーバッファと違うのですが、

Frieve Audio M-Class と言うソフトを試しても面白いと思います。

Re: メモリーバッファの効果について - AYOR

2024/08/24 (Sat) 20:09:33

 こちらは、ES 9016SをDual Mono、かつUSB-DDCとクロック非同期で動作しているようですが、今回、クロックも変えられたとのことですが、100Mhzのものですか。この構成、でDACの前にメモリーバッファーいれることは、有効なのでしょうか。以前、こちらの9018Sの製作記では、DAC内蔵のPLLでなく、USB-DDCからMCLKを入れた方が音質の向上が望めるという情報がありました。USB-DDCは、どのようなものが使われていますか。

 また、こちらのはUSB入力部に、アイソレーターがついているようです。

Re: メモリーバッファの効果について - d

2024/08/24 (Sat) 22:35:14

ZABU様

システムを紹介していただいて、ありがとうございます。
改造されているということは、やはり聴きにいかないと本当の性能はわからないですね。

私も良い音が出せるよう精進いたします。

Re: メモリーバッファの効果について ZABU

2024/08/27 (Tue) 19:41:21

後ろの爺さん

Frieve Audio M-Classというソフトを調べてみました。ソフトでリサンプラやHyper Sonic Creation等、面白い機能が搭載されていました。Mp3音源等はUSB-DACで聴くとえらく寂しい音になってしまうのでそういう時には大変有効ではないかと思います。


AYORさん

 N-70AのUSB-DCCは調べてみたらCmediaのCM6632AというICが使われていました。その後AK4115で処理されます。
 お気楽さんのADD ON CLOCKは入力信号に合わせてクロック周波数を微調してくれる優れもので、なので100MHz近辺です。ちゃんとLevel1で全てロックするので、ここに不満はありません。
 また、スペースの関係でN-70Aにメモリーバッファーを搭載するのは無理なので、次に作ろうと思っているDACでメモリーバッファーの搭載を検討しています。N-70AからSPD IFで信号をもらう予定なので、お話から察するとメモリーバッファーの効果はあるが、完全にデジタル的な音質劣化原因を排除できる訳では無さそうです。ノイズ対策等が大事になりそうです。


dさん

 ネットの評判程あてにならないものは無いですね。値段もそこそこなので試聴もせずに購入したら酷い目にあいました。やはり確認は重要かと思います。

Re: メモリーバッファの効果について - AYOR

2024/08/28 (Wed) 09:53:00

ZABUさん、

 DAC9018S用逓倍クロック基板を使い、元の水晶を乗っ取ったのですか。DAC内蔵のジッタークリーナをロックさせるためと思いますが、お持ちの機器での効果はどうでしょう。私もK2M用がありますが。

 当初の聴感の悪さも、何かとの比較によるものと思います。SPDIFでなくI2Sを利用した方が改善?の効果や後の利便性が高まるのでは。CM6632も最近のFPGAを使ったもの等に変えるだけでも感じが違ってくると思います。そうなると、全取っ替えになってしまいますが。

 

 

Re: メモリーバッファの効果について - こじはや

2024/08/28 (Wed) 20:48:28

横から失礼します。

私はUSB接続のDDCやSPDIF出力できるUSB接続のサウンド機器で実際にそれらの出力SPDIF信号を録音して、同じデータ(ビットパーフェクト)になっているか元データと調べてみました。
私の持っているUSB接続の2台ともビットパーフェクトで出力されていました。
ということは、時間的な影響を除けばデジタルデータの劣化は環境によるとは思いますが。実験した機器では起こっていなかったです。
I2S出力からのデータおこしはやっていないので不明ですが、興味のある所です。
ですので、SPDIF入力したデータとDACの間でバッファリングして時間的に綺麗な信号に変えることは、一番の有効手段と私は思います。ま、バッファからの出力では正解なクロックを使うことが肝だと思いますが。

何かの参考になれば幸いです。

Re: メモリーバッファの効果について - こじはや

2024/08/28 (Wed) 21:22:06

追伸です。

データ比較をするには、SPDIF入力できる録音機材と設定が重要で、Windowsパソコンでは録音時リミッター制御やリサンプリングが裏で行われていて、正しく録音できない場合があります。
ネットを検索し参考にしてビットパーフェクト録音を実現できたのです。
単純にSPDIFを録音して相違があるので、出力が正しくできていないと思わないでください。

私の使った録音機材は、SaundBlasreSBXでWASAPIドライバーで、録音ソフトはAudioGateを使いました。
リミッター解除はしました。

ビットパーフェクトで検索すれば色々と参考になります。

Re: メモリーバッファの効果について ZABU

2024/08/29 (Thu) 03:11:36

AYORさん

 私が使っているADD ON CLOCKはK2M用です。
効果は抜群で音像がシャープになり奥行きが出るようになり低音が比較にならない程しっかりしました。ただオーバークロックモードはうちでは動作しませんでした。
当初の聴感の悪さは以前使っていたTDA1541Aを使ったCDプレーヤーやアナログとの比較です、というかそもそも耳がキンキンして長時間聴くことが出来ませんでした。
 メーカ製のUSB-DACにこだわっているのは使い易いからです。


こじはやさん

 貴重な検証結果と情報ありがとうございます。
検索してみたら林檎音楽は純正スマホやタブレットで聴いている分にはビットパーフェクトとの事でした。
デジタルデータ自体が変わっている訳ではないのでやはりジッターという事になるのだと思います。
 そういえばADD ON CLOCKを組み込んだ時、音がどうも曇ってイマイチだなと感じて試しにクロックラインに入っている51Ωの終端抵抗を普通のチップ抵抗(メタルグレーズ)から進のRG(薄膜)に変えた所、えらいクリアな音になりました。アナログ回路での効果と同じような音の変化で驚いた記憶があります。
 なのでメモリーバッファーを作ったらクロック回路周辺やら、信号の取り回しには色々自分なりに工夫したいと思います。

Re: メモリーバッファの効果について - せんべいさん

2024/09/02 (Mon) 15:45:26

個人的な意見です。
お気楽さんのメモリーバッファーではなくて、エレクトロアートさんのメモリーバッファーを使ったときは、音質に劇的な効果を認めました。
改造フルデジタルアンプの入力にメモリーバッファーを使ったんですが、何しろ音の輪郭が合う気がしました。
音像や音場といったレベルではなく、カメラのフォーカスがピッタリとするイメージです。
そして、音が繊細だったり、低域が締まって聞こえたりしました。
エレアトさんのメモリーバッファーは、ON/OFFが出来たので、マジに驚いた記憶があります。
3基盤を所持しており、今はヒロさんのDIV5142に組み込んでいます。


例えば、音域のバランスとか歪み感ではないと感じました。

Re: メモリーバッファの効果について ZABU

2024/09/03 (Tue) 19:12:39

せんべいさんさん

 メモリーバッファーの効果はジッターが減った事による解像度の向上と低域がしっかりするというところでしょうか。クロックを低ジッタのものに変えた時に似ています。

 頂いたコメントから察すると、やはりUSB-DACに接続するケーブルやデジタル音源デバイスを変えると、音のバランスが中域にかたまったりサ行の濁りだったりといった歪感の変化と、音像定位のボケ、広がりの変化として観測されますが、きっとこのうち音像定位のボケや広がりについてはメモリーバッファーで改善しそうですが、歪感等はノイズの混入等が原因と考えられ別途対策が必要なのかな、と感じました。

 因みに上流のデジタルデバイス等を換えた場合の音の変化は、メモリーバッファーで吸収出来ましたでしょうか?もし分かったら教えて下さい。

Re: メモリーバッファの効果について - せんべいさん

2024/09/06 (Fri) 19:55:25

ZABUさんこんにちは。
残念ですが、そこまでは検証していません。
上流のデジタルデバイスは、当時SonyのHDDプレイヤーからの入力です。
今は、NANO COMP NP-1からの入力ですが、今回はON/OFFFスイッチを接続していないので、今は確認できません。
ごめんなさい。

Re: メモリーバッファの効果について - ZABU

2024/09/09 (Mon) 03:07:55

よくよく考えてみたらUSB接続の部分に関しては、USBの転送レートが音楽データフォーマットに同期する訳では無いので、この部分のジッターは関係無いのではないかと思います。
 そうするとケーブルや音源デバイスによる音質差はノイズによるものという結論になるのではと考えています。
 メモリーバッファーをDACの前に入れると音質向上はあると思いますが、それはDAIによって生じたジッターが減少した為と考えるのが順当ではないかと思います。
 不勉強なのですがSPDIFやI2S等のデータ転送はそれなりに音楽と同期しているのではないかと思います。
 
 USBアイソレータが音源側の音質差を減らす有効な対策の一つと思われるので試してみようと思います。
 

Re: メモリーバッファの効果について - ヒロ

2024/09/09 (Mon) 09:03:44

USBやSPDIFの信号伝送は送り側から見れば音楽信号に同期しています。これらのデータはシリアルで行われますが、ビットの1,0は変調されて表現されています。変調方法はざっくりいうと周波数変調みたいなものです。問題は受け側の方で、周波数変調(周波数はフラフラ)された信号からI2Sに必要な固定周波数のクロック(マスタークロック等)を生成する必要があり、ここにPLLが使われるのでジッタが発生します。PLL=悪とは限りません(ジッタクリーナなどでは高精度なPLLをつかっています)が、簡単なPLLだと生成されたクロックはフラフラ(ジッタがある)します。SPDIFやUSBを使う限り、原理的にジッタが発生しやすいと思います。
 

Re: メモリーバッファの効果について ZABU

2024/09/10 (Tue) 19:25:15

ヒロさん

 技術解説ありがとうございます。
USBの音声データ転送について少し調べてみました。使われているのは恐らくアイソクロナス転送モードで音声や動画のリアルタイム性を確保する為の方式とありました。一定間隔でデータを常に転送する様に通信を確保するとあります。

 ただUSBでは、例えばサンプリング44.1kHz16Bit等、多種のフォーマットにピッタリ適合した転送モード等は持たず、持っている転送に十分な速度モードで間欠的にデータを転送していると思うので、そうするとDAI側に流される信号はUSB受信IC内で一度バッファされた信号が少しだけ遅れて流されてくるのではないかな、と考えています。その場合もUSB転送で使われているジッターの乗ったマスタークロックの影響が下流にも伝わるのかな、という点を疑問に思っています。

 SPDIFは送られてきた信号から生成したマスタークロックに同期して下流に信号を流す事を容易に想像出来ます。そうしないと信号の欠損が生じてしまいます。

 質問ばかりですみません。

Re: メモリーバッファの効果について - ヒロ

2024/09/10 (Tue) 20:53:29

>SPDIFは送られてきた信号から生成したマスタークロックに同期して下流に信号を流す事を容易に想像出来ます。そうしないと信号の欠損が生じてしまいます。

はい。その理解でよろしいかと思います。
SPDIFの場合はUSBと同じく音声データは、データの中の一部です。SPDIFの受信機は一旦データを蓄積したのち、自身で生成したマスタクロックに同期して信号(PCM)を下流に送ります。ということもあり、USBもSPDIFと同じことが生じると考えればいいかと思います。

Re: メモリーバッファの効果について - こじはや

2024/09/11 (Wed) 12:57:27

メモリーバッファの話題でお尋ねです。
[Renew Memory Buffer」を違う機器に移動したのですが、プチノイズが発生するようになりました。
今まではトランスから基盤で電源を作り出していたのですが、電源アダプター5Vから安価なレギレータの3.3V電源を使うようにしました。
CLK5340 超低ジッタクロック発振器も取り付けたのですが、直結にしても、電源アダプターを大きなのに変えても大きな変化はなかったです。
安物のレギレータでは、[Renew Memory Buffer」は敏感に反応してしまうのですかね?

他の素人の質問ですが、5Vの電源アダプター出力のノイズを減ら簡単なLCローパスフィルターのインダクタ―とコンデンサの数値はどれくらいを使えばいいのでしょうか?

Re: メモリーバッファの効果について ヒロ

2024/09/11 (Wed) 19:50:33

電源が原因とは考えずらいですね。”違う機器に移動”とあるので信号ラインの配線関係の問題(インピーダンス不整合など)ではないでしょうか。

>出力のノイズを減ら簡単なLCローパスフィルター

スイッチングノイズを減らすのであれば、L=100uH,C=1000uFでもかなりの効果があると思います。

Re: メモリーバッファの効果について - こじはや

2024/09/11 (Wed) 21:45:12

ありがとうございます。

他の機器とは、DAC1704-4Dの中に入れてて問題なく稼働していました。

SRC4137からのI2S信号をLVDSで出力する間に入れました。
メモリーバッファーを入れない時には正常にノイズは発生しないです。768kHzでも問題なく行けます。メモリーバッファでは192kHzまでにしています。
10PINのフラットケーブルを確かめましたが、問題ないと思います。
電源も同じところから引いています。

ま、色々と楽しみながらやっていきます。


Re: メモリーバッファの効果について - ヒロ

2024/09/11 (Wed) 22:23:31

結構ダンピング抵抗がミスマッチになっていたりする場合もあるので、そのあたりも調べてみてはどうかと思います。

Re: メモリーバッファの効果について - こじはや

2024/09/12 (Thu) 05:59:47

はい、
言い忘れましたが、メモリーバッファの同期LEDは、CLK5340 超低ジッタクロック発振器を付けた場合は1.5秒間隔くらいで、直結した場合はトリマー調整で5秒くらい頑張っています。
プチノイズは両方とも出ていて、CLK5340を入れた方が少し多いです。

ZABUさん横から失礼してすみませんです。


Re: メモリーバッファの効果について ZABU

2024/09/14 (Sat) 03:09:57

ヒロさん

 解説ありがとうございました。
スマホやタブレットで林檎音楽を聴くとやたら音が悪い原因がこれで分かりました。
USBメモリーやUSB-HDD内の音楽もこのUSB-DACで聴くことが出来るのですが、ストリーミングで聴いた時の方がエライ音が悪くて色々原因を考えていたのですが、これではっきりしました。
 ただ、USB-HDD内のFLACファイル等を聴く場合もケーブルの音質差はあります、ストリーミングの時より小さいですが。この場合は音声データは内部で復元しているので、USBはきっとバルク転送をしているのだと思いますがノイズが回りこんで結局音質に影響を与えるのであろうと考えています。

 余談ですが、ADu4160を使用したUSBアイソレーターを通販で購入し試してみました。結果、想像以上の効果がありました。
 音の情報量が増えて音像が引き締まり前後方向の距離感が大きくなり、低音がしっかりと力強くなり実体感が増しました。これはUSB-HDDでもタブレット等からのストリーミングでも効果がありました。ただコーラスが金属的になってしまう等、音色的には少し難があるので何か対策をしていこうと思っています。

 こういった事を考えていくとメモリーバッファー+高精度クロックをDACの手前に入れる事は最良の対策ではないかと思っています。


こじはやさん

 いえいえ、どうぞご遠慮なく。
いつも書き込みを拝見していて、ヒロさんの基板で作られてないものは無いのではないかと思っています。

Re: メモリーバッファの効果について - AYOR

2024/09/14 (Sat) 10:57:54

ZABUさん、

林檎音楽=Apple Musicを聞かれておられるのですね。
このような使い方をしたことはないのですが。
 
 iphone(ipad)?とDACとの接続は、どうされていますか。ライトニング、typeC? ケーブルも選択されたと思いますが。

 また、ストリーミングのビットレート(256k?)や、再生ソフトの影響は如何でしょうか。そもそも、iPhone(iPad)から出てくるデータはビットパーフェクトなのですか。
 

Re: メモリーバッファの効果について ZABU

2024/09/15 (Sun) 02:59:45

ケーブルはlightningでもTypeCでも音質に関しては似た様なもんです。

ハイレゾの切り替えは設定の中にありますね、不可逆圧縮になっていれば音を聞けばすぐに分かります。広がりや定位が不自然になります。

ネットで調べた限りでは、純正品で聴いている分には林檎音楽はビットパーフェクトだそうです。実データの確認まではしていません。

Re: メモリーバッファの効果について - こじはや

2024/09/15 (Sun) 18:03:00

ヒロさんのご指摘通りで、
ダンピング抵抗を51オームから75オームへの変更でプチノイズはなくなりました。
ありがとうございました。

Re: メモリーバッファの効果について ヒロ

2024/09/16 (Mon) 23:58:14

解決してなによりです。
ちなみにどこの抵抗変更が効果ありました?

Re: メモリーバッファの効果について - AYOR

2024/09/17 (Tue) 04:10:16

 iDeviceに対応しているUSB-DACがないため、ケーブルによる違いは試せなかったのですが。

 使用されているノイズ環境にもよりますが、一般的に同軸ケーブルのアルミシールドが1つ増えると、ケーブルからのノイズ混入や電波漏洩が約10dB減るとされ、2重や3重、4重シールドにすると数十dBの効果が期待され、シールドはケーブルの性能を図る目安の一つと思っています。無線をやっていると如実に他の周波数の回り込みが減るのが分かります。

 今回、USBアイソレーターの効果があったのでそれまでですが、本体自体にアイソレーターがあるようなことと、最近、小型のヘッドフォン用のポータブルUSB-DACが多数発売されていることから、バスパワーのものなど、音質はどうかと思いましたが、皆、ケーブルが短いのですね。

 iDeviceから、デジタル出力させるには、受け手に特殊なチップを積んで、ネゴシエーションさせることを思い出しました。

Re: メモリーバッファの効果について - ヒロ

2024/09/17 (Tue) 14:28:07

ケーブルノイズでいえば、フラットケーブルも案外ノイズに弱いかもです。フラットリボンでなくてツイストリボンがあればいいのですが、なかなかお目にかかれません。やっぱり高いからかなあ~。

案外フラットケーブルをばらして、ツイストフラットにできそうな気もしますが・・・・。

Re: メモリーバッファの効果について - せんべいさん

2024/09/17 (Tue) 17:13:01

ケーブルについて詳しい方がおられましたらごご教授ください。
シールド付きツイストペアケーブルはどの様にRACプラグと接合したらよいか、よく理解できていません。
特にシールドを、片方のアースに接地させる方法、両方のアースに接地させる方法、あるいは両方とも接地させない等、色々と迷うところです。
迷った挙げ句、我が家のRCAケーブルは75Ωの同軸ケーブルを使用して、芯線は信号に、シールドはアースに接地させて使用しています。
インピーダンスの関係もあると思いますが、我が家の環境では、最後の75Ω案が一番ノイズが少ない気がしました。

Re: メモリーバッファの効果について - ヒロ

2024/09/17 (Tue) 22:01:36

>特にシールドを、片方のアースに接地させる方法、両方のアースに接地させる方法、あるいは両方とも接地させない等、色々と迷うところです。

シールドは接続する機種間の片方のみの接地になるはずです。

>我が家のRCAケーブルは75Ωの同軸ケーブルを使用して
それが確実だと思います。もうRCAやめてBNCにしてしまおうかと思ったりすることもあります。BNCだと色々な分岐コネクタがあったりするので複数の機器と接続するのに便利だろうな~ということで。

Re: メモリーバッファの効果について - ZABU

2024/09/22 (Sun) 01:28:07

AYORさん

 USB2のケーブは構造を見ると外界とはアルミホイル等で遮断されていますが、その中で電源線と信号線が撚り合わされているので、電源線にノイズがあれば信号線に飛びつくと思います。

オヤイデのHPに線材がありました。
https://shop.oyaide.com/products-uab-cable-2-0-26-24-html.html

USB3のケーブルは中の信号線がさらにシールドしてあります。
https://shop.oyaide.com/products-usb-3-0-32-24.html

 自分の経験ではUSB-HDDとDACの接続には当初、長さ20cmの市販品のケーブルを使用していたのですがサ行がきつく、もしかしてと思ってφ1mm単線のツイスト、シールド無しで電源ライン分離の長さ10cmのケーブルを自作したら大幅に改善しました。

 なのでノイズは電源ラインのノイズを一番疑っています。

Re: メモリーバッファの効果について - AYOR

2024/09/22 (Sun) 11:10:53

ZABUさん、

 N-70Aは、OTG(USBホスト)ではない普通のライトニングケーブルで繋がるのですか。

Re: メモリーバッファの効果について - こじはや

2024/09/23 (Mon) 10:14:45

返事が遅くなりました。

>ダンピング抵抗を51オームから75オームへの変更でプチノイズはなくなりました。

はメモリーバッファ―基盤のダンピング抵抗変更だけでノイズはなくなりました。
フラットケーブル接続なのでノイズに弱かった感じでした。

Re: メモリーバッファの効果について - ZABU

2024/09/24 (Tue) 21:53:23

 今手持ちのLightningケーブルは片端がTypeCなので、ちょっと怪しいTypeCメスーTypeAオスの変換プラグを購入して再度確認してみました。
 問題なく普通に動作します。

Re: メモリーバッファの効果について - AYOR

2024/09/25 (Wed) 06:01:27

ZABUさん、

 OTG(USBホスト)ケーブルは必要ないのですね。ケーブルの選択肢が限られてしまいます。

Re: メモリーバッファの効果について - せんべいさん

2024/09/25 (Wed) 08:03:57

実はわたしのdiv5142では、44.1khz専用として使っています。
前に書きましたが、入力にはメモリーバッファーをdaiを使っています。
元々このシステムを使う前でも、入力にはメモリーバッファーをdaiを使っていました。
192khzは使っていませんでした。
せいぜい96khzでした。
高い周波数だと、素人考えですがジッターが増えたり、波形に悪影響を与えるのではないか?との考えからです。
老人には所詮、高い周波数は聴こえませんので、実質的に音がよく感じられる様にしたかったからです。
メモリーバッファーの追従性をも考慮すると、これくらいが適度かなと思いました。
ZABUさん書き込みをみていて、データの周波数を変えたらどう感じるのかな?と思った次第です。

最後に、D-55+FE208ESRIIを使っていらっしゃるんですね。
一度音を聞かせていただきたいくらいです。(笑)
実は手元にFE208ESRを持っていますが、d58の箱のデカさに気後れして、作っていないのです。
羨ましい限りです。

Re: メモリーバッファの効果について - ZABU

2024/09/26 (Thu) 01:24:00

せんべいさん

 今使っているUSB-DACはアップサンプリング機能が内臓されていて、比べてみると周波数もビット数も上げた方がハイファイな感じにはなったのでそれで常用していますが、取り立てて言うほど分解能が上がったり逆に腰が弱くなったりもしません。ただ聞いている音源はCDからFLACに落としたものが多いのでストリーミングサービスを利用する様になったのですが、ハイレゾの割に音が悪いので困っていました。
 ここで分かったのは、メモリーバッファーを使用している人はあって当然で、後戻りはない様です。

 D-55は30年前に作ったものです。今は根性ありません。FE208Sで使っていたものです。FE208ESRIIは割とD-55と相性良いみたいで気に入って使っています。
換装した時に情報量が増えレンジも広がったのには驚きました。当分使うつもりですが今は音源が前述のUSB-DACなので実力を発揮出来ていません。
 FE208ESRはフォステクスフルレンジの最高到達点ですね。実力を発揮できるエンクロージャーが他に無いかと思います(笑)

Re: メモリーバッファの効果について - AYOR

2024/09/26 (Thu) 11:44:50

ZABUさん、

 専用のUSB DACではありませんが、DENONのDCD-1500REといううSACDプレーヤーのUSB入力に、手持ちのライトニングケーブルを繋いでiphone内部の楽曲を再生しましたが、音色もそんなに悪いとは感じませんでした。但し、他のケーブルも含め、接触が心許ないです。また、怪しい?(内部が分解できず)USBアイソレーターを間に入れると、低音がより明確かつタイトになり、さらに好ましい方向になったのが分かるのですが、ノイズ低減効果自体は不明です。DCD-1500RE自体にもデジタルアイソレーターは入っているのですが。

 DCD-1500REもAdvanced AL32 Processingにより、PCMは、16倍(44k→704k)にアップサンプリング、32bitに拡充、データ補完後にPCM1795に入力(PCM1795のオーバーサンプリングはオフ)されています。

 加入していないのでApple Musicのハイレゾストリーミングでの音色については分かりませんが、OTGケーブルを使わなくても、48k/24bit以上出ているのか確認してみたいです。
 

Re: メモリーバッファの効果について - ZABU

2024/09/26 (Thu) 19:30:16

AYORさん

 DENONのそのCDプレーヤーはデジタルアイソレーターの搭載が明記されていますね。
 N-70Aはデフォルトでは入っていません。回路図で確認しましたがコイルによるフィルターが入っているだけです。

 Appleのサポートページにハイレゾを聴く場合は外部DACの接続が推奨されていますので、付属のケーブルでもそこは保証されていると考えています。

Re: メモリーバッファの効果について - AYOR

2024/09/27 (Fri) 12:41:58

ZABUさん、

 N-70Aは、音源のサンプリングレートが表示されますか。
 
 96k以上のApple Musicのロスレスハイレゾには、DAC側の対応に加えて、OTGケーブルが必要と思っていました。付属のケーブルでも48kは再生可能ですが、それ以上(192kとか)だとダウンサンプリングされると思っていました。

 デジタル(アナログの一種?)アイソレーターと言っても、ADの1285CRZという100Mのトランス結合タイプのチップが使われています。ADuM4165も同様ですが、高速480Mです。最近のはGalvanic絶縁のTIのISOUSB211等も良さそうですが、自作する必要があります。

Re: メモリーバッファの効果について - ZABU

2024/09/27 (Fri) 19:00:38

N-70Aの画面にiPhone等からストリーミングで再生している時もストレージとして使って再生している時もサンプリングレート等は表示されません。Apple Music自体もハイレゾ音源である事は曲ごとに明記されていますが、サンプリングレート等は明記されていません。
 通常のUSB-HDD等からFLAC等を再生する場合は表示されます。

Re: メモリーバッファの効果について - AYOR

2024/09/27 (Fri) 20:35:41

 そもそも、OTGアダプタ経由だと、DAC側に認識されません。私の目論見は、はずれました。

Re: メモリーバッファの効果について - こじはや

2024/09/28 (Sat) 16:33:53

AIに聞いたら、このような回答がきたのでお伝えします。長文ですが。

質問:
オーディオ再生装置で音楽データのジッターを少なくする方法としてバッファリングして正確なクロックでDACへ送るのが最適ですか?

ChatGPT:
オーディオ再生における「ジッター(jitter)」は、デジタル信号の時間軸での揺らぎを指します。これはDAC(Digital-to-Analog Converter)でデジタルデータをアナログ信号に変換する際に、時間的な不正確さが音質の劣化を引き起こす要因の一つです。ジッターを減らすことは、より正確な音声再生を実現するために重要です。

質問の中で述べられている「バッファリングして正確なクロックでDACに送る」という方法は、ジッターを減らすための非常に効果的な手段の一つです。具体的にどのようにジッターを低減し、高品質なオーディオ再生を実現するのかを以下で詳しく説明します。

1. ジッターの原因と影響
ジッターは、デジタル信号のサンプリングタイミングが正確でない場合に発生します。例えば、DACがデジタル信号をアナログに変換する際、本来であれば一定のタイミング(サンプリング周波数)でデータを処理する必要がありますが、タイミングがわずかにずれることで、結果的に音の歪みやノイズ、定位の不正確さが生じることがあります。ジッターは、クロックの揺らぎやデータ伝送の不安定さ、ケーブルの品質、システムのノイズなどに起因します。

2. バッファリングとクロック同期の役割
ジッターを最小化するための一般的な方法は、DACが受け取るデータを一定のタイミングで正確に処理することです。そのために、以下の2つのアプローチが重要です:

バッファリング
バッファリングとは、オーディオデータを一時的にメモリに蓄える処理です。データが一度バッファに貯められ、その後に正確なタイミングでDACに送信されることで、データ転送の不安定さを減少させ、ジッターを抑えることができます。

バッファリングは、特にデータ転送の際のタイミングの揺らぎ(例えば、USB接続やネットワークストリーミング時のタイミングずれ)を吸収し、DACに正確で安定したデータを送るのに効果的です。

クロック同期
クロックが不正確であれば、DACに送られるデータのタイミングがずれ、ジッターが発生します。高精度なクロックを使用することで、デジタルデータがアナログ信号に変換される際のタイミングが正確に維持され、ジッターを大幅に減らすことが可能です。

内部クロック: 一部の高性能DACには、非常に高精度な内部クロックが搭載されています。このクロックは、デジタル信号をアナログに変換する際に、外部の不安定なクロックに依存せず、独自のタイミングでデータを処理することができます。
外部クロック: プロフェッショナルなオーディオ環境では、外部クロックジェネレーターを使用して、全てのデバイスを正確に同期させることで、システム全体のジッターを低減させることが一般的です。
3. DACにおけるクロックとジッター低減技術
高性能なDACは、ジッター低減のために多くの技術が使われています。以下はその一例です:

リクロッキング: デジタル信号を再度クロックを同期させて整える技術です。データを一度バッファに取り込み、内部クロックを使って再生することで、ジッターの影響を抑えます。

フェーズロックループ(PLL): デジタル信号のクロックをDACの内部クロックと同期させる技術です。PLLは、ジッターが発生しやすい外部クロックの揺らぎを補正するのに使われます。

非同期転送モード(Asynchronous Transfer Mode): USB DACなどで一般的に使われる手法です。非同期モードでは、データの送信元(コンピュータなど)とDACが独立したクロックを持ち、DACが送信元に対して「いつデータを送るべきか」を指示します。これにより、DAC側でクロックを正確に制御でき、ジッターが大幅に減少します。

4. 結論:バッファリングと正確なクロックが最適な理由
ジッターを低減するためには、バッファリングと高精度なクロックでの処理が非常に有効です。バッファリングによってデータの転送タイミングのばらつきを吸収し、正確なクロックを使ってDACでデータをアナログ信号に変換することで、ジッターを最小限に抑えることができます。

特に高品質なオーディオ再生を目指す場合、これらの手法を組み合わせることが理想的です。バッファリングによるタイミング安定化と、正確なクロックでの処理により、DACがデジタル信号を正確にアナログに変換できるため、音質が大きく向上します。

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