最近また流行ってきたMQAについて - こじはや
2024/09/26 (Thu) 23:05:53
MQAの説明の「麻倉怜士の新デジタル時評--MQA-CD登場の意味。「MQA」はなぜすごいのか」を読んでみましたが、どうやって時間軸のジッターを少なくできるのか理解できませんでした。
ほんとかな? プラシーボ?
https://japan.cnet.com/article/35118646/
Re: 最近また流行ってきたMQAについて - せんべいさん
2024/09/27 (Fri) 08:29:24
このページの説明では、肝心の「オーディオ折り紙」がどんな技術なのかが、全く説明されていませんね。
CDに特別なデータを入れる事は簡単でしょうけれども、従来のCDプレイヤーで再生してその効果が現れるのというのは、どうも胡散臭い気がします。
「オーディオ折り紙」とやらをどうやって元に復元させるんでしょう?。
特別なDACを使うのであれば、それも可能でしょうけれど。
日本のオーディオ業界も、最近はCDの売れ行き不信で苦しんでいるので、これに乗っかったんではないでしょうか。
ラベルだけで、お金もかかりませんし。
「MQAキャンペーン」?。
ヨーロッパの電化製品や技術はイメージ先行で、怪しい製品が多いように個人的に思っています。
マーケティング先行製品ではないかと思いますがどうでしょう。
参考:https://youtu.be/PKdHAIu6ong
Re: 最近また流行ってきたMQAについて - こじはや
2024/09/27 (Fri) 16:45:50
手持ちの機器でMQAフルデコードしたアナログ信号を192kHz/24Bitで録音したイメージで楽曲は同じCDと比べました。
右列がMQAで左がCDです。
真ん中は44.1kHzデータCDとMQAデータです。
下は録音したものを時間軸を合わせました。
※MQAは高周波のデーターが出てきて、アナログ波形は少しギザギザしています。拡大するとわかります。
違うことは確認できましたが、どうなんでしょうね?
Re: 最近また流行ってきたMQAについて - ヒロ@出先
2024/09/27 (Fri) 17:00:13
こじはやさん:
>https://japan.cnet.com/article/35118646/
残念ながら時間軸分解能が理解できなかったです。CDの時間分解能が4msって何をいっているのでしょうね?
Re: 最近また流行ってきたMQAについて - こじはや
2024/09/27 (Fri) 18:57:07
ES9068AS,ES9039Q2M,ES9033QでMQAフルデコードできるようです。
Re: 最近また流行ってきたMQAについて - せんべいさん
2024/09/27 (Fri) 20:38:26
>ES9068AS,ES9039Q2M,ES9033QでMQAフルデコードできるようです。
ということは、デコード機能を持ったDACだと高音質で、その機能がないDACだと普通のCDの音って事なのですか?。
凡人には理解不能???。
Re: 最近また流行ってきたMQAについて - こじはや
2024/09/27 (Fri) 21:31:26
せんべいさん:
隠れたデータをデコードできないと本領発揮できないので、MQA-CDやMQAデータをデコード機能のないDACで聞くと、私が思うに普通のCDよりノイズが多くなってしまうような気がします。
でも、私の耳ではたぶん違いはわからないですね。(笑い)
投降した比較の図はMQA-CDデータと同楽曲の普通のCDでしたので、今度,MQA-CDをデコード機能のないDACで再生して調べてみます。
Re: 最近また流行ってきたMQAについて - こじはや
2024/09/27 (Fri) 23:39:33
MQA-CDをデコード機能がないDACで再生してみました。
添付イメージは
1.普通のCD.
2.MQA-CDをMQAデコード機能がないDACで再生。
3.MQA-CDをフルデコード再生。
※2.MQA-CDを普通のDACで再生した場合は、高周波が普通のCDより多くあります。と、時々高周波が暴れます。ま、聞こえないと思いますが。
それと、MQAフルデコードした波形みたいにギザギザがないです。
こんな感じでした。
大事なことを忘れました、このMQA-CDは同じレーベルのCDとは逆相になっていました。2.の波形は逆転させて載せました。
Re: 最近また流行ってきたMQAについて - ヒロ@出先
2024/09/28 (Sat) 00:18:22
こじはやさん:
興味深いデータありがとうございます。
最初の予想では
1=2≒3
と思っていましたが、大雑把に実際は
1≒2=3
ですね。
とくに2が目を引きます。MQA-CDを
通常のDACで再生したら、DACのオーバサンプリング
DFの処理で22kHz以上がスパッと切られるはず
ですが、そうなっていない点です。ちなみに
44.1kHz再生ですか?それともアップサンプリング
されて再生していますか?
Re: 最近また流行ってきたMQAについて - こじはや
2024/09/28 (Sat) 09:02:31
はい。
2はMQAデータの44.1/16をAK4137で96/24にしてPCM1704に入れてのアナログ出力でした。
なので、AK4137で44.1/16のままPCM1704に入れると、波形はかなり変わり。そして高周波がもっと多くなりました。しかし、暴れるのはなくなりました。
アナログ録音は同じ192/24でおこなっています。
面白いですね。
あ、PCM1704はNOS設定でした、撮り直します。
Re: 最近また流行ってきたMQAについて - こじはや
2024/09/28 (Sat) 09:49:06
なんか、深みにはまってきました。(笑い)
私のPCM1704はNOS切り替えが出来なくなっていました。断線しているのかな。
ですので、ES9018DACでやってみましたが、2.と同じ感じで24kHzの所に山があります。暴れるのはなくなっていました。
Re: 最近また流行ってきたMQAについて - せんべいさん
2024/09/28 (Sat) 13:56:36
こんな記事がありました。
**** https://av.watch.impress.co.jp/docs/topic/1068831.html
たたまれたデータは、耳では聴こえないノイズ領域に格納され、MQA非対応機器での再生時は無視される。
最終的にCDの規格に則った44.1kHz/16bitのフォーマットに折りたたみ、MQAとして対応機器が再生時に認識できるようメタデータを埋め込んでエンコード処理は完了。
MQAエンコード後、ファイルはWAV形式で書き出す。データとして配信されているMQAのほとんどはFLAC形式で作られているが、WAVでも作成が可能。このWAVデータを用いてプレス工場でCDを製造する。
**********
MQAって、結局は圧縮技術?みたいですね。
MQA-CDとは別物?でそのファイルをデコードしてCDに書き込んであるだけ。
過去に、コピーコントロールCDってのがありましたね。
cdの読み込み部分のヘッダーがわざわざエラーさせてあり、パソコンで読めないようにしてあったが、市販のCDプレイヤーが読み込み時に相当苦労するので直ぐに壊れるとして、避難が殺到。
そのCDって、MP3のファイルがCDの空き容量部分に記録してあって、PCでの再生時はそのファイルを再生するように成っていました。
なんか、似ている気がします。
しかしそれなら、ハイブリッドCD(ブルーレイ+CD)で良いんじゃないのかな?。
Re: 最近また流行ってきたMQAについて - せんべいさん
2024/09/28 (Sat) 14:15:21
いずれにしろ
>既存のリニアPCMの音源が持つ時間軸解像度を細かく再設定できる特別なフィルタを開発。
このフィルタを使って音楽ファイルをエンコードすることで、高音質化するのがMQA
>
ってところがミソなのか、ウソなのか不明。
ヒロさんの書き込みに有る様に、フィルターで時間軸の改善とやらがよくわかりません。
クロックのことなのか?どうかも不明。
応答のことなんですかね?。
Re: 最近また流行ってきたMQAについて - こじはや
2024/09/28 (Sat) 16:07:42
ChatGPTに聞いてみました。最近のAIはすごいです。
長文になりますが、解りやすく説明されています。
CDの時間軸解像度が4msとは誤記ですね。AIは23マイクロ秒(1/44,100秒)と説明しています。
質問:
オーディオデータでMQA方式がありますが、普通のCDが時間軸解像度が4msでMQAがマイクロ秒以下と言ってますが理由はなぜですか?
ChatGPT回答:
MQA(Master Quality Authenticated)は、音楽の高品質ストリーミングやデジタルオーディオファイルで使用される圧縮方式です。MQAが通常のCDフォーマット(44.1 kHz/16-bit PCM)の時間軸解像度を大きく上回るとされる理由には、以下のような技術的背景があります。
1. 時間軸解像度(タイム・ドメイン・アキュラシー)
MQAの重要な特徴の一つは、「時間軸解像度」または「タイム・ドメイン・アキュラシー」を重視している点です。従来のデジタルオーディオフォーマット(PCM、特にCDフォーマット)は、音声信号を一定のサンプルレート(44.1 kHzなど)で量子化します。これは時間軸でのサンプルごとの精度を意味し、このサンプルレートにより音声信号がデジタル化されます。
通常のCDはサンプリング周波数44.1 kHzで音声を記録しており、このために時間軸解像度はおおよそ23マイクロ秒(1/44,100秒)です。この時間軸解像度が、いわゆる「精度」です。
一方、MQAはそのデジタル処理技術により、CDフォーマットと比べてさらに細かなタイミング精度(1マイクロ秒以下)を実現できるとされています。これにより、微妙な時間差を含む音の定位やディテールの再現性が向上します。
2. 時間軸の折り返し歪みの削減
CDや従来のPCMベースのオーディオフォーマットは、サンプリング時に生じる「時間軸の折り返し歪み」や「プリリング」といった問題が存在します。これらは、特に時間軸での音の忠実性を低下させる要因とされています。
MQAでは、アナログ音源をデジタル化する際にこのような問題を軽減するため、時間軸の精度を高める技術(「デコンボリューション」など)を使用し、オリジナルのアナログ信号に近い形で再生することを目指しています。これにより、特に高音域での時間精度が向上し、音のディテールがより正確に再現されます。
3. 折りたたみ技術による高周波成分の保存
MQAでは、「オーディオ折りたたみ」技術を使用し、高周波成分を効率よくエンコードします。これにより、24-bit/192kHzなどの高解像度オーディオフォーマットに含まれる微細な音の情報を保存しつつ、CDレベルの帯域幅でファイルサイズを抑えたデータ伝送が可能です。
この技術によって、通常のPCMフォーマットで失われがちな高周波数成分や微妙な音のタイミング情報を保持し、再生時に元のアナログ信号に非常に近い形で再現できるという利点があります。
結論
MQAが「マイクロ秒以下」の時間軸解像度を実現できる理由は、単にサンプリングレートの違いだけではなく、時間軸解像度を重視した特殊なデジタル処理技術によるものです。これにより、音楽のタイムドメインでの精度が向上し、特に定位や音の細部がより正確に再現されることが期待されています。
質問:
時間軸の精度を高める技術(「デコンボリューション」とはどんな技術ですか?
ChatGPT回答:
「デコンボリューション(deconvolution)」は、信号処理の一環で、元の信号に加わったぼやけや歪みを逆算して除去し、元の信号に近づける技術です。オーディオにおいては、音声信号の録音や再生の際に生じる時間軸の歪みや音のぼやけを補正し、よりクリアで自然な音質を再現することを目指しています。
1. コンボリューション(畳み込み)とデコンボリューションの関係
「コンボリューション(畳み込み)」は、ある信号がシステム(例: 録音装置やスピーカー)を通過する際に、システムの特性(応答)によって変化することを意味します。たとえば、音がマイクを通じて録音される際、マイクや録音環境の特性により、元の音には含まれていなかった響きやエコーが追加されることがあります。このように、元の信号がシステムの特性によって変化してしまうのが「畳み込み」の効果です。
「デコンボリューション」は、逆にシステムによって追加された影響を取り除く処理です。元の信号に含まれていない不要な情報や、録音装置によって生じた歪みなどを可能な限り排除して、オリジナルの音に近づけるための技術です。
2. オーディオにおけるデコンボリューションの役割
録音や再生のプロセスでは、音の遅延や反響、フィルタリングなどが音質に影響を与えます。これらの要素は、音の時間軸での忠実性を損なうことがあります。たとえば、録音システムやデジタル変換の過程で、オリジナルの音声信号が時間的にずれたりぼやけたりすることがあります。これが「タイム・ブラー(time blur)」や「プリリング」といった現象です。
MQAでは、このようなタイムドメインでの歪みを補正するためにデコンボリューション技術を採用しています。具体的には、音のタイミングや時間的な精度を高めるために、システムが音声に与えた影響を逆算し、時間軸の精度を取り戻すために使用されます。これにより、オリジナルのアナログ信号に非常に近い音を再現することが可能になります。
3. デコンボリューションの仕組み
デコンボリューションでは、システムが信号に与える影響(「インパルス応答」とも呼ばれます)をモデル化し、これを逆に適用することで元の信号を再構築します。インパルス応答とは、システムが単一の短い信号(インパルス)に対してどのように反応するかを示すもので、これを分析することで、システムが音声にどのような影響を与えたかを知ることができます。
デコンボリューションのプロセスは次のように進みます:
システムの影響を解析: システムが音にどのような影響を与えたか(インパルス応答)を特定。
元の信号を推定: 解析結果をもとに、オリジナルの音声信号を推定。
補正を適用: システムによる影響を逆方向に計算し、信号から取り除く。
4. MQAにおけるデコンボリューションの利点
MQAでは、このデコンボリューション技術を用いて、録音や変換プロセスで発生した時間軸の歪みやぼやけを補正します。これにより、音楽再生時に元のアナログ信号に非常に近い音を再現できるようになり、特に高音域の時間的な精度が向上します。その結果、音楽がより自然でダイナミックに感じられ、音像の定位や細部の再現性が高まるという利点があります。
結論
デコンボリューションは、システムが音声信号に与えた影響を取り除くための信号処理技術であり、MQAではこれを用いて音の時間軸での精度を向上させ、オリジナルの音楽に近い再現を目指しています。この技術により、録音プロセスで生じた歪みを補正し、より高い品質の音楽体験を提供できるのです。
私「パチパチ拍手!」
Re: 最近また流行ってきたMQAについて - d URL
2024/09/28 (Sat) 22:58:11
私は4000usにまんまと騙されました(笑)
そうですよね、4msといえば、250Hzですか。
んなわけあるのでしょうか?
でも、そのくらいの音のにじみがあると言われると
それは納得できそうな気はします。
44100Hzなのですから、1データが22usです。
光出力のI2S信号と、水晶を使って正確にI2Sを出したときの音って、全然違いますが、光を復調したときのジッタってどのくらいあるんでしょうか。
オシロで測定したことないんですが、
たぶん20Mのオシロでは見えませんよね。
見たことありましたら教えて下さい。
Re: 最近また流行ってきたMQAについて - ヒロ@出先
2024/09/29 (Sun) 16:18:43
こじはやさんのデータや、せんべいさんの解説からもMQA-CDを”CDとしても聞ける”として買っても、実際はCDと等価ではなく”CDとは異なる(劣る?)”という感じですね。このことはメーカとしては知られたくない事実ですね。
dさん:
>光を復調したときのジッタってどのくらいあるんでしょうか。
復調器のPLL性能に依存しますが、およそ100ps
程度です。20MHzのオシロだとちょっと厳しいですね。
Re: 最近また流行ってきたMQAについて - d URL
2024/09/29 (Sun) 22:58:27
ヒロ様
ありがとうございます。
かなり小さな値なんですね。(当たり前か・・・)
それだけ小さな値のずれが音質に影響を与えるということ、しかもCDの音質を再現する場合においてそのようであるということは、MQA-CDが出ているとして、再生装置がよほど良くないと、その性能を発揮できそうにない気がしますね。
Re: 最近また流行ってきたMQAについて - せんべいさん
2024/09/30 (Mon) 12:00:12
>それだけ小さな値のずれが音質に影響を与えるということ
再生装置がよほど良くないと、その性能を発揮できそうにない気がしますね
******************
うーーん、そうなんですかね?。
私はMQA-CDに対しで否定派です。
最近発売されているCDは、マスタリングが良くなったのか、驚く程に音がいいので、ハイレゾや新技術の必要性もあまり感じません。
私は利便性が良いこともあって、CDはPCでリッピングしてHDDに保存したデータを、DLNAでネットワーク経由で再生しています。
高精度読み取りソフトで読み込んだデータの方が、cdよりデータの精度が高いと思っています。
安価なpcで十分で、高価なcdプレイヤーなんて、買う気もしません。
特に思うのは、CDプレイヤーってすぐ壊れてしまうので、買うのを止めました。
ローディングが壊れたり、ヘッドが汚れて読めなくなったりと、トラブルも多い。
Re: 最近また流行ってきたMQAについて - AYOR
2024/09/30 (Mon) 14:15:51
MQAは、ハイレゾ的ストリーミングには、データ量が減って有利かと思っていました。
自分が気になったのは、MQAデコードが、コア(~96k)と、192k等それ以上はレンダラーに分かれていることで、特に後者が特定のDAC等のハードと結びついている機構(意味)がよくわかりません。
今後使って(作って)見たいES9039MPROは、レンダラーを持っていますが、別途デコーダー(ソフト)が必要。最近は、MQAフルでコードには、FPGA(XMOS)がよく使われているようですが、音色的にはどう違うのか、聞いてみたいです。
Re: 最近また流行ってきたMQAについて - こじはや
2024/09/30 (Mon) 20:32:02
家には「GUSTARD X16」というMQAフルデコード機があってこの書き込みのアナログ録音に使用していました。
ES9068AS*2とXMOS U216が乗っているようです。
最初はMQA-CDのリッピングデータをPCとUSBでつなげてfoobarで再生しプリアウトを録音してました。
この機器はHDMIでI2S入力があるので、試しましたが、MQAデコードは動きませんでした。XMOSを経由しないと、MQAデコードは動かないようです。調べたら一次展開をしたものだったらI2Sでも行けるようですが、展開ソフトを持っていないので、試せませんでした。
一次展開ソフトはどこかにないかな。知っていたら教えてください。
ラズパイにUSB接続してVOLUMIOでNASにあるMQAファイルは問題なくMQAフルデコードで再生できました。
で、肝心な音は。
シンバルなどの高音の切れが良くアタック音が鋭くなり音がキラキラしている感じがしました。
ま、私の耳ですから、プラシーボかもね。
Re: 最近また流行ってきたMQAについて - こじはや
2024/09/30 (Mon) 20:40:11
S.M.S.L SU-1 MQA MQA-CDオーディオデコーダーという機器はCDプレイヤーでMQA-CDを再生しSPDIFでつなげればMQAデコードされるようです。と、
書き込みには書いてありましたが。AK4493SでMQAデコードができるのかな?
だれか買って中身を開けてみてください(笑い)
Re: 最近また流行ってきたMQAについて - AYOR
2024/10/01 (Tue) 11:45:58
こじはやさん、
>ES9068AS*2とXMOS U216が乗っている
XMOSがコアデコードし、ES9068ASのレンダラー機能を使っているのでしょうか。
>一次展開ソフトはどこかにないかな。知っていたら教えてください。
有名(有料)所は、Audirvāna(Linux(raspiも))とRoonでしょうか。Androidでは、UAPP(USB AUDIO PLAYER PRO)、FiiO Music、iOSでは、Amarra Play等があるようですが、どれも継続使用は有料のようです。
>S.M.S.L SU-1 MQA MQA-CDオーディオデコーダー
これは、フルデコードが可能なXMOS XU316を使用しており、AK4493Sに送っているのでは。ただ、MQAの規約?から、フルデコードされた結果のデジタルデータを出力することが認められていないことになっているのを見ました。不特定多数の外部DACに出さなければ良いのでしょうか。XMOSだけ欲しいですが。
ES9039MPROも、ES9038PROとピンコンパチでなくて、基板の改変が必要。レンダラーなので別にソフトがいるのも...
Re: 最近また流行ってきたMQAについて - こじはや
2024/10/01 (Tue) 16:21:49
AYORさん
貴重な情報ありがとうございます。
TIDALはなんかMQA配信はやめたようなので、、
MQAもどうなるか分からないようです。
今あるMQA-CDをを借りてきてラズパイで聞くようにします。
Amazonで、こんなのを見つけました。これで自分のDACへI2Sで送れるのかも。
SMSL PO100PRO MQA DDC XMOS XU316 デジタルアナログ オーディオコンバーター Type-C USB 入力 IIS/Optical/Coaxial出力
このI2S出力にメモリーバッファを入れたらどうなるのか、興味が出てきました。
ありがとうございました。
Re: 最近また流行ってきたMQAについて - AYOR
2024/10/02 (Wed) 10:17:13
こじはやさん、
PO100PRO、小さくて面白そうですね。MQAは厳しいかもです。ただ、スマホ(iOS、Android)でも使えるのならありかもです。
Re: 最近また流行ってきたMQAについて - こじはや
2024/10/02 (Wed) 20:15:50
SMSL PO100PROが来ました。
ラズパイにUSBでつなげてVOLUMIOで再生できました。
I2S(HDMI)でGUSTARD X16とつなげました。
MQAデータはPO100PROはMQAのLEDは点灯し、GUSTARD X16はOFS(オリジナルFS) 352.8kHzと表示されています。
たぶんデコードされていると思われます。
その他、PCMも352.8kHz、DSD5.6まで確認できました。DSD11.2はノイズが出ました。I2SなのでDSDはDoPにしないと大変な事になります。(笑い)
I2S(HDMI)でつながるので良いです。
家のは仕様が違うのでピンを入れ替えています。
面白いことに普通のDACにI2SでつなげるとX16ではMQA352.8kHzが97.7kHzと表示されました。でも音はちゃんと出ています。たぶん、これが2次デコードがされていないということですね。
Re: 最近また流行ってきたMQAについて - AYOR
2024/10/02 (Wed) 21:36:08
こじはやさん、
そうですか。こちらも何となく元気が出てきたような。
XU316を載せた安価なamaneroタイプのものが、Aliに沢山出ていますね。中には、MQAフルデコードと堂々と記載しているものも。何か、何でもありの様相になってきましたね。フルデコードには、レンダラーが必要なのでしょうか。
自分も何枚か注文しました。
Re: 最近また流行ってきたMQAについて - AYOR
2024/10/04 (Fri) 13:07:05
こじはやさん、
PO100PROのXU316は、コアデコードのみ。Gustard X16のES9068ASにはレンダリング機能があるので、同機のXU316はスルーされている。このような感じですか。
一方、レンダリング機能がないDACでもフルデコードが再生されており、XU316だけでフルデコードできるのもある。(ファームウェアが違う)
Re: 最近また流行ってきたMQAについて - こじはや
2024/10/04 (Fri) 17:30:55
AYORさん
私も気になったので、Gustard X16にPO100PROからHDMIで入れたときと、Gustard X16をUSBでつなげたときで、同じMQAデータでのアナログ信号出力を比べましたが、全く同じ感じでした。(フルデコードされている)
前に書いたようにPO100PROからIISで送ると昔のES9018DACではMQA352.8kHzが97.7kHzと表示されたのですが、正しくは88.2kHzのようです。レンダリングされてないような気がします。
どのDAC-ICが対応させられるかは私には不明です。
「S.M.S.L SU-1 MQA MQA-CDオーディオデコーダー AK4493S XU316 768kHz/32Bit DSD512 ハイレゾDAC 」
では、フルデコードされているのかは不明です。
もしかしたらコアデコードだけなのかも?
Re: 最近また流行ってきたMQAについて - AYOR
2024/10/05 (Sat) 08:23:58
>S.M.S.L SU-1 MQA MQA-CDオーディオデコーダー
MQAのフルデコードには、レンダラー機能があるDAC(殆どESS製)が必要で、AK4493S以外にも、AK4191+AK4499EXやBD34301EKV、PCM 1704(古い!)を使っているものを見掛けますが、こうしたものは、コアデコード止まりなのではないでしょうか。
現品で確認したわけではないので仮説の域をでませんが、XU316はコアデコードの機能しか持っていないのではと思うようになりました。
最近、PCM768k、DSD512に対応するAmanero Combo768 (ARM Cortex-M7)がでましたが、XU316も機能的に該当する形(プラスMQA再生)で、採用する製品が増えてきているように思えました。
一方、スマホ等のソフトで再生・デコードするUSB-DDC?だとソフトによって音色の差がでやすいでしょうか。
---- 追記
MQAレンダラーではないDACチップ(AK4499EX)を使っていても、MQA384kに対応と記載している広告を見掛けます。実際、どうなっているのでしょう。特別なXU316があるのでしょうか。
Re: 最近また流行ってきたMQAについて - AYOR
2024/10/24 (Thu) 11:40:39
自問自答ですが、MQAフルデコードの製品やUSB-DDCの広告を見ていて一定の結論に至りました。
フルデコード対応については、ES9068ASやES9039MPRO等のレンダリング(2次展開)対応DACチップは必ずしも必要なく、XMOSが対応していれば、アップサンプリングされたI2Sの出力が可能なようです。つまり、AKMやローム等のDACに繋げられるものがある。一方で、レンダリングについては、対応DACならそれも選択可能ということです。最初のコアデコード(ソフトウェアかXMOS)が肝なのでしょうね。どちらもUSBを経由するのですが。
ただ、当初のMQAの説明(レンダリングはそれぞれのDACの特性に依存している、2次展開したデジタルデータは外に出さない)とは話が違っているように思います。ライセンスの問題も気になります。
私は、最終的な出音の段階で、ちゃんとMQAとして処理されたものか、単にアップサンプリングされただけなのか、信用できないのですが。
Re: 最近また流行ってきたMQAについて - こじはや
2024/10/24 (Thu) 18:47:27
AYOR さん
SMSL PO100PRO MQA DDC XMOS XU316とGUSTARD X16でのテストですが、PO100PROでMQAデータ再生するとSPDIFやHDMI出力は88.2kHzで出力されます。Bitは16か24かは現在は解りません。
そのSPDIF信号を普通のDACではそのまま変換されますが、MQAレンダリング対応DAC(GUSTARD X16)では、352.8kHzや176.4kHzで再生されます。
ですので、MQAレンダリングは対応DAC-ICでないとレンダリングされていないように思えます。
また、DAC出力のアナログ録音で比べると、単純なアップサンプリングでは、綺麗な線ですが、MQAでは微妙にギザギザしている波形になっていました。
私の2024/09/27 (Fri) 23:39:33の投稿図を見てください。
S.M.S.L 社のMQA対応商品が色々出てますが、本社の解説にはDAC-ICが対応していないものはフルデコードとはかいてないですが、アマゾンではその辺の表現があいまいになっています。
Re: 最近また流行ってきたMQAについて - AYOR
2024/10/25 (Fri) 14:54:30
こじはやさん、
MQAではオリジナルマスターからではなく、MQA用にリマスターしたものをエンコードしているものがあるという記事を見たことがあります。こうなると音が違っても当たり前になってしまうのですが。
XU316を使ったものでも、素性がはっきりしないものがあります。今更ですが、GUSTARD DAC-X16は、I2Sでコアデコード後のMQAデータを受けられる数少ないDACですね。他に見つかりません。